万葉集

長島紀行 その2

長島の入り口。黒之瀬戸大橋。 うずしおパークという丘の上から撮影しました。 手前が長島。奥が阿久根市。流れが早いのか時々うず潮が見えます。この地には万葉歌人も訪れたようです。大伴旅人という人がやってきたようです。 訳はよくわからないけど・・・…

紫陽花

あぢさゐの 八重咲くごとく 八つ代にを いませ我が背子 見つつ偲はむ 橘 諸兄 (紫陽花の花が色を変えて幾重にも咲くように、八代までいや栄えにご息災でいてください、あなたのお顔を見ながら、お慕し申しましょう 参照:日めくり万葉集vol.6 ) 今年も我が…

好きな人の誕生日

ひさかたの月夜を清み梅の花 心開けて我が思へる君 紀小鹿女郎 (訳:空遠くまで輝く月夜が清らかなので夜開く梅の花のように心も晴れ晴れと私がお慕いするあなたよ 参照:『日めくり万葉集vol.2) 作者は梅に花が開くのと自分の恋心が開いていくのを重…

今日降る雪のいやしけ吉事

あけましておめでとうございます。大晦日、元旦と南九州はとても寒かったです。 元旦こそ雪は積もらなかったけれど大晦日から雪がちらつき冷たい風の年明けでした。 我が家の南に見える霧島の山には雪が積もっていいました。(写真は韓国岳) 新しき年の初め…

秋の花を1つ・・・

萩の花尾花葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝顔の花 山上憶良 山上憶良が万葉集で詠んだ秋の花たち。 万葉集のこの歌を知らなくても、秋の訪れを感じさせてくれる。日本人はずっと昔からかわらずこの花をみて秋を感じていたんだろうなぁ。葛は夏に一番元…

小さな喜びを重ねて・・・(藪に咲くオレンジの花)

先生の知らせを受けてから、ちょっとしたことで涙が溢れそうになります。 先生と私がこのような付き合いがあることなど誰にも話していませんから、 あけ広げにして泣くと心配されるのででひっそりと泣いています。 部屋で夜泣いていると、これ以上、先生と離…

恋を疑う

オシロイバナハは、我が家ができた時から咲き始めた夏の花。様々な色と模様がドレスや、洒落たワンピースのようで、妹とこの花で 遊んだっけ。 黒い種の中には、白い粉のようなものがあって、きっとこれが白粉なんだわ… と思ったっけ。おしろい花の花言葉は…

紫陽花に想う

来むと言ふも 来ぬ時あるを 来じと言ふを 来むとは待たじ 来じと言ふものを 大伴坂上郎女 (あなたは来ようと言っても来ない時があるのですもの 来ないと言うのを、それでもひょっとしたら来られるかも、 などと頼みに思って待つのはやめておきましょう。来…