恋愛

紫陽花

あぢさゐの 八重咲くごとく 八つ代にを いませ我が背子 見つつ偲はむ 橘 諸兄 (紫陽花の花が色を変えて幾重にも咲くように、八代までいや栄えにご息災でいてください、あなたのお顔を見ながら、お慕し申しましょう 参照:日めくり万葉集vol.6 ) 今年も我が…

好きな人の誕生日

ひさかたの月夜を清み梅の花 心開けて我が思へる君 紀小鹿女郎 (訳:空遠くまで輝く月夜が清らかなので夜開く梅の花のように心も晴れ晴れと私がお慕いするあなたよ 参照:『日めくり万葉集vol.2) 作者は梅に花が開くのと自分の恋心が開いていくのを重…

好きな人の一面・・・

好きな人が書店で店員にキレていた。文庫本に付けてくれるサービスの紙製のブックカバーの装着に戸惑い、ちゃんと付けられなかったかららしい。なんだか幻滅した・・・。付き合っているわけじゃないけど、ブックカバーごときでキレるだなんて。 日頃、物知り…

紫陽花に想う

来むと言ふも 来ぬ時あるを 来じと言ふを 来むとは待たじ 来じと言ふものを 大伴坂上郎女 (あなたは来ようと言っても来ない時があるのですもの 来ないと言うのを、それでもひょっとしたら来られるかも、 などと頼みに思って待つのはやめておきましょう。来…