山奥の集落では大河平ツツジが見頃です。
平地ではもう花の頃は終わっているけれど、標高600Mの集落では見頃となりました。
大河平つつじは、大河平領主の大河平左近監隆俊という人が
島津義弘公の邸宅を造った時、霧島山中より映山紅(キリシマツツジ)の見事な物だけを集めて庭木にしたものだそうです。
今から約四百年前に植えられましたが、
今城合戦で大河平一族は伊東軍と戦いほとんど滅亡したそうです。
この赤紅の色は大河平だけしか出ず他の場所で育てても同じ色は出ないといわれます。
一族百余人の怨念の血がこのつつじ色に出るからだという
伝説があるとかないとか・・・