今日降る雪のいやしけ吉事
あけましておめでとうございます。
大晦日、元旦と南九州はとても寒かったです。
元旦こそ雪は積もらなかったけれど大晦日から雪がちらつき冷たい風の年明けでした。
我が家の南に見える霧島の山には雪が積もっていいました。(写真は韓国岳)
新しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事
大伴家持
(新しい年の初めに立春が重なった。今日降る雪のようにますます重なれ良いことよ 日めくり万葉集vol.1)
解説(日めくり万葉集vol.1)によると、今日降る雪のようにたくさん良いことがあってほしいと願いがこめられているこの歌を詠んだとき、大伴家持はやや左遷気味の人事で地方にいたそうです。
そういう状況のなかであえて「いやしけ吉事」と口に出してしまうことで事実を引き寄せる気分にあったのかもしれないそうです。
ついていない時、辛い時、「良いことがないかしら」、「今年はいい年でりますように」って、神様に手を合わせる心境だったのかしら。
元旦の夕方より我が家は原因不明の腹痛に見舞われてしまいました
大晦日に残ったオードブルを食べたのがいけなかったのでしょうか。
帰省していた妹一家と我が家はトイレに駆け込む正月2日。
4歳の姪っ子の症状が心配で開いている病院に駆け込みました。
しかし、すごい大混雑
インフルエンザのお客さんばかり。
結局、朝10時にでかけて診察が終わったのは午後5時。
それでも、お正月に当番で診療してくれる病院があるというのはありがたいことです。