サイレント・マジョリティ

 わが町、えびの市の市長逮捕に伴う、何故だかわからない議会の解散と選挙、それと同時に辞職すると言っていまだ退職届をださず、ニタニタ笑いながら市役所でマスコミに挑発的態度で記者会見する宮崎道公市長どの。(吐き気がするほど見たくもない面だ!)


地元のマスコミももっと厳しく追求するべきだと思うが、どうも追及が柔らかい。
口じゃ「説明責任」だの言ってはいるが、完全に宮崎道公市長に気を使っているように見える。もっと怒れ!怒って追求しろ。


市長の支持者や市長は今回の入札妨害に伴う逮捕については、それほど反省していないように見える。
「入札価格を教えただけやわ〜。お金をもらってないんでなんで逮捕なわけ?」と言っている支持者もいるし、本人もその程度は思っているんじゃないかしら?
支持者のほとんどは、彼に仲人をしてもらった人たちや高齢者が多いようだ。
たぶんそれは彼がこの年齢にしては田舎では珍しい大卒だからだろうか?
(といっても有名でもない私大のようですが)
人望があるとは全然思えない。この町では選挙に仲人パワーも有効のようだ。


「お金をもらっていないから、入札妨害はしてもいい」という発想も如何にも浅い支持者の考え。
特定の業者に入札価格を教えて仕事を取らせる見返りは金銭じゃないけれど、結果としては金銭につながっているのだ。
業者は票を取りまとめたりと様々な選挙協力を強いられているわけだ。
また、えびの市長そのものも、「お金はもらってないから」というような雰囲気で、逮捕するのは大げさだと言うようにしか見えず、反省しているとは思えない。


おまけに、1年前の人事案を議会が否決したことを例に挙げ、なぜか今、それで解散。
人事案に自らへの不信任案の腹いせに解散したとしか思えない。
自らも辞職して再び出馬すると意気込んでいるが・・・。


市長の周りは盛り上がっているようだがそれは少数派。
物言わぬ多数派は市長の今回の逮捕に怒っていると思いたい。
なぜ逮捕されたのか、なぜ入札価格を教えてはいけないのか、そこら辺をよくよく考えてほしい。
逮捕されても悪びれていないこのような態度では、子供たちに示しがつかない。
教育だ日教組だ云々言ってる前に、こういう政治家は退場すべきだ。
それが教育の一つでもあるんじゃないかしら?