懐かしい青島の外郎

昨日は成人の日。
成人の日が移動するようになって、「何の祭日だっけ?」と思うこともしばしば・・・。
今年の成人は平成元年生まれということですが、私は20年ぶりくらいに青島名物の外郎を食べました。


妹が宮崎方面へ初詣に出かけたお土産の外郎
「青島」というのは、宮崎の海岸の方の亜熱帯の植物があったりする陸続きの小島周辺の観光地です。
青島の海水浴場にも子どもの時に連れて行ってもらったことがあります。

私が小さい頃の包装紙のデザインのままの外郎
(この包装紙に昭和を感じる・・・)
中身も全然変わっていません。(黒いのは黒糖味なのかな?)


青島の「こどもの国」(遊園地)周辺ではこういう外郎を売る人や、パイナップルを売る人がいました。
小学生の時のバス遠足でも家族へのお土産に買って帰った記憶もあるし、
家族で出かけても外郎を買って帰った思い出もあります。
でも、あれから20年・・・。
時代も変わったし、何より青島周辺は廃れたという話を聞いていたのですが
まだ外郎が健在だったとは!



ちなみに私はこの外郎を子どもの時によく買っていたせいで、外郎は宮崎を代表するお土産だと思っていました。
ところが、20歳くらいでしょうか。
名古屋の大学に進学した友人が、お土産に持ってきた外郎に「名古屋名物」の文字があるではありませんか!!
友人も、「名古屋土産と言えば外郎」などと言っているのに衝撃を受けました。
一瞬、友人のことを「名古屋にかぶれやがって
外郎と言えば青島の名物じゃないかっ!!!名古屋なもんか」
と、思いましたが、
どうやら宮崎以上に名古屋の方が外郎に関して力がある模様。
「えええええ!!!!外郎って宮崎の名産品じゃないの!!!」
その事実は私に衝撃でした。
オーバーに言うと、自分が「井の中の蛙」であることを実感した瞬間であったような衝撃。


そんな思い出のある懐かしい外郎は昔と変わらずの味でした(普通の外郎の味)