センター試験の思い出

こんなに寒くて大雪になると大変だと分かっちゃいるのに、毎年1月にはセンター試験がありますね。

センター試験と言えば嫌な思い出ばかりでした。
成績が元々悪いのはさておき、試験に臨む前から嫌なことがありました。

私の高校は試験会場から遠いので、学校がバスを数台貸し切って、宮崎市内のホテルをほぼ貸し切りにして、
ちょっとした修学旅行と言う感じの大移動でした。

一日前に会場についたら下見をして、その後、宮崎神宮へ合格祈願に行きました。
前日に神頼みをしてどうにかしてもらおうってのも虫がいい話だけど、
高校の貸切バスが勝手に連れて行ってくれるもんだから、
せっかくだしと参拝したのが間違いでした。


賽銭の10円が賽銭箱に拒否され、弾かれ、人混みの中を転がり消えていきました


こんな後味の悪い気分を引きずったまま、高校が貸し切った観光ホテルに戻ると、
勉強会が始まりました。
(受験生なんだから当たり前だけど)

夕食になると、縁起を担いで下さったのか「とんかつ」が出てきました。
残すなと言われていたので、必死の思いで食べたら、お腹が痛くてたまりませんでした。
その後も部屋に戻って勉強会。
だけど、私は横にならないと食べた物を戻してしまいそうで苦痛でした。
それに私は試験の直前はとにかく早く寝ることにしていたのに、部屋のメンバー6人がなかなか
寝てくれないのも苦痛でした。


翌日の朝食は食べ慣れないパンでした・・・

その日のお弁当も海老フライととんかつでした。


夕食も特大海老フライでした。
巨漢の先生が「食え食え」と横で吠えるので大変でした。
食の細い外国の新弟子さんが沢山食べるのが大変だと言っていのを聞いたことがありますが、そんな感じでしょう。


二日目の朝もやっぱりパンでした。

二日目の弁当にもやはり海老フライと冷えて堅い唐揚げでした。


縁起を担いで下さるのはありがたいが、ここ一番の時に食べ慣れない物を食べるとあまりよくないようです。

大学生になって資格試験に臨むとき「日頃食べないものを食うなよ〜」って、先生は仰っていました。
社会人になって通っていた学校でも、「試験前はできるだけ普通の食生活を」などと言っていました。
カツを売っている人には申し訳ないですが、
カツは試験の前日や当日には食べない方がいいみたいですぅ。


それに、試験直前に慣れない団体行動はストレスでした。
お腹が痛かったったのにトイレに駆け込むのも気を使うし、
いびきや歯ぎしりをしないかと気を使うと眠りが浅いし・・・。
散らかせないし・・・


ついでに、試験直前の神頼みもやめた方がいいでしょう。
いい事なんてないです。
2週間前までに済ませておきましょう・・・。
だいたいやねぇ〜、直前に行ってしまうという根性がダメなんだよッ!
(一大事の前に御神籤引いちゃう明智光秀だってろくな目に遭ってないじゃん)


毎年、受験や試験シーズンになると私はそう思うのです・・・。