佐賀をさるいた 〜佐賀とシシリアンライスの歴史〜

二日目、佐賀の朝は意外に早起き。
前日に、お酒を飲んで友達と遅くまで話していたわりには6時半に目が覚めました。



私にとっての佐賀の象徴です。
昔から変わらず電話ボックスの上にいるムツゴロウの置物。まだあったので嬉しい。

見覚えのあるお店は殆どなくなっていたけれど、昔より飲食店が増えたような気がする。
有田焼なんかを壁に埋め込んだお洒落なカフェもあったし。



アーケードを抜けて、佐賀神社を参拝して、佐賀城本丸歴史資料館を見学。


私が住んでいたころにはなかった佐賀城本丸を復元した建物。
まだ新しい畳が心地よくて、気持ちの良い風が吹きこんでくる。
佐賀の歴史やらお城の構造などの説明やら展示物がある中、私の気を引いたのが
大隈重信の声がする電話機
レトロな電話機を5〜6回ほどまわすと、「大日本帝国憲法」について何か言っている大隈氏の
聞き取りにくい声が聞こえてくるから面白い。
(もちろん本人の声と私は信じて聞いています)


歴史館の隣には、「さがレトロ館」という、明治20年に建てられた旧警察部庁舎を利用した物産と飲食を提供するお店があります。




ちょうどお昼になったので、佐賀名物のシシリアンライスを食べに行くことにしました。
シシリアンライスとは、私が佐賀に住んでいた時にも喫茶店のメニューで見たことはありましたが、一度も注文したことがなかった佐賀の名物料理です。
つい最近、九州のテレビ番組を見ていたら、佐賀のシシリアンライスの事が取り上げられていたので佐賀に行ったら食べてみようと決めていました。

なぜシシリアンライスという名前なのかは全くの不明。
「なんとなくヨーロッパっぽくすればカッコいいんじゃない?」とか、
シチリア島から伝わった」とか、様々な説がありますが、なにが正解なのかは不明のようです。
佐賀の喫茶店にはたいがい置いてあるそうですが、今回、行ってみたかったのは、


佐賀市歴史民俗館(旧古賀銀行)の1階にある「浪漫座」というお店です。
入館無料なので昔もちょくちょく遊びに行ってはいましたが、1階のお店を利用したことはありませんでした。


そして、おめあてのシシリアンライス登場


ここのシシリアンライスは、ご飯の上に柔らか〜いローストビーフが乗っていて、
その上にたっぷりの野菜、フレンチドレッシングのようなドレッシングとマヨネーズがかかっています。

お店によっては、ローストビーフの代わりに、炒めたお肉とか佐賀牛を使った贅沢なシシリアンライスもあるみたいです。
(いつか佐賀県庁展望ホールのレストランでも食べてみたいわぁ)

シシリアンライスの謎は解けませんでしたが、色々な種類もあるようなので次回以降、
尋ねてみたいと思いました。






ついでに、道を歩いていたら謎の言葉を発見!

「ぱわわ」っていったいなんだろう・・・。