悲しさがあふれてきて・・・

大切な友人でもあり、人生の先輩でもあり、大好きな大好きな先生が亡くなったいました。
私はちっともその事を知らず、知らされたのはもうずいぶん経ってからでした。


先生のお身体が悪いというのは4年ほど前から知っていました。
それでも先生は精力的に仕事をされていました。
先生と私は頻繁にお便りでやり取りをしていました。
仕事の事、家族の事、世の中の事、専門的な話、花の話、先生がお小さい頃の話、
外国での話・・・
たくさん、話をしてくださいました。



春になって体調が悪くなられているのは感じていましたが、先生は、私が
どこそこの神社に詣でた話などをすると、「おかげで元気になってる」と
感謝の言葉をいつも言ってくださいました。

ご病気であっても精力的にしておいででしたので、私は仕事が忙しくお疲れ
なのか、あるいは、体調不良で遅れていた治療が再開されて入院なさったん
だと思い、かねてからの様に先生の携帯にメールをしておりました。



私はちっとも知らなかったのです。
「ご無沙汰いたしました」と、2週間以上メールがあいたときのように
先生は仰って戻ってくると思っていたのです。

亡くなる数日前のメールにも、私の家庭菜園の野菜の事と料理の話といつもと
同じように感謝の言葉がつづられていました。



私は少しも知らずにいたのです。
ここ数日、涙が止まりません…

先生、ごめんなさい。先生、ありがとうございました。
先生、どうしてます・・・先生・・・・



先生は「千の風になって」を最期に流してもらうつもりと2年前のお正月に
仰っていました。
私はそんな日はまだ先だと思っていました。

先生、本当に歌のようになっているのですか?